2016-11-15 Tue

第22回 丘の上カフェは「認知症カフェをもっと身近に」をテーマで10月26日に多摩区役所で行いました。
高橋医師(クリニック医庵たまプラーザ)から先進的な国の事例としてお酒も飲めるオランダのカフェの紹介。
特に専門家が参加することによって平場で相談しやすいということを伺いました。
「認知症予防」という言葉を強調すると認知症になったらおしまいだといったイメージが先行し、良くないという話は
印象的でした。
宮前区の土橋カフェは、高橋医師との出会いで川崎でも先駆的にカフェを立ち上げたところです。
老門さんは困りごとを抱える家庭をサポートしていくために、祭りなどの行事を多くやって、なるべくつながりを作りようにしたこと。
その結果、顔見知りが増えてカフェにも参加しやすくなったのが重要だったと話されました。宮前区では、大小40近くこのようなカフェがあるそうです。
山中さん(多摩川の里地域包括支援センター)から、健康長寿を目指す会(中野島クラブ)をやっていて、そこは認知症カフェの要素もあるとのこと。民生委員さんの協力も得て仲間作りをしている事、カフェボランティアを募る計画など伺いました。
岡崎さん(麻生区栗木台地域包括支援センター)からはカフェに関心があるボランティアを募り、包括は手助けをするという形で
運営を任せていること。自治会、個人、施設がやっているところ色々だが、栗木台地域で10近くあるようです。
介護されている家族の方は、認知症家族の大変さ、認知症カフェが近くにあれば楽だろうが、本人を連れていくのは難しいとの話がありました。
会場からは、個人でやっているが参加者が広がらない、役所など公が動いてほしいとの意見も出されました。
カフェ運営者同士が情報交換できる場も欲しいですね。
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2016-11-14 Mon
日時:11月29日(火) 10時~12時 場所:多摩区役所会議室1101~1103
テーマ: 「身近な人に認知症が始まったら」
講師: 五島 シズ先生(元・聖マリアンナ医科大学病院病棟婦長、
認知症介護研究・研修東京センター客員上級研究委員、認知症ケアアドバイザー)
参加費: 100円
前回とても好評だった五島先生が、今年度も丁寧に認知症についてのお話しをしてくださいます。
どなたでもお気軽にご参加ください。